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| ●入社3ヶ月、まだ機械の事もよく分からないまま単身出張 |
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| 入社早々に「これぞ商社!」と思うような出来事がありました。それは、新入社員導入研修を終え、営業部に配属されてわずか2日目に国内出張に行った事です。上司との同行ではありましたが、社会人としてのマナーも習いたてで、いきなりお客様のところへ行き、商談に参加することになってしまいました(もちろん私は何も話せませんでしたが・・)。また、その3ヶ月ほど経った頃、お客様の日本の工場にある『エアコンをつくる製造ライン』をタイの工場に移設するという案件を私が担当することになりました。約1週間工場に張り付き、梅雨の蒸し暑い中、メーカー技術者が行う解体・仕分け・梱包作業を私も手伝いました。まだ機械の事をよく分かっていない時期に一人で工場に行き、右も左も分からない状態でしたが、分からない事はメーカーの技術者の方に聞いて覚え、作業で技術者の方の手が離せない時には、立ち会っていただいたお客様にまで聞いて、理解するように努めました。 |
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| ●実際に機械を目で見て、質問し、肌で体験する事により覚えていく。 |
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| 文系出身の私には、機械の説明やカタログだけでは分からないことが多く、当初はとまどいの連続でした。さらに入社3ヶ月そこそこの人間に機械の仕組みや動作などを理解しろと言われても、理解できるはずがありません。こういった大きなハンディを背負った状況ではありましたが、この『移設立会いの仕事』を通して、実際に機械を目で見て、分からない部分があったら質問し、機械を解体していく中でどういう仕組みになっているのかという事を実際に肌で体験していくうちに、少しづつではありますが、その機械のことを理解できるようになってきました。 |
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●一つの目標に向かって、お客様、機械メーカーも含め全員で力を合わせる。 |
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| また、他にはこんな事もありました。お客様の製造ラインの一部の機械にトラブルが発生し、製品がつくれずに製造ライン全体に影響が出てしまっているため、翌日午後の生産開始に間に合うよう修理して欲しい、という依頼でした。メーカー技術者と供にすぐにお客様の工場へ駆けつけ、修理作業を行ったのですが、正直、自分は「修理工事なんてすぐ終わるだろう。終わったら打合せをして、そのまま帰ればいいや」という安易な考えで立会いに臨んでいました。しかし実際に作業を進めると、深夜1時頃になっても終わらず、まだ次の日の午前中にもやらなければいけない作業が残っている為、急遽近くのホテルを予約し泊まることになりました。実際、営業の人間が立会いをするといっても、メーカーの技術者の作業に手を出して、邪魔をするわけにもいきませんので、やる事が限られています。逆に絶対その場にいなければいけない、というわけでもありません。ただ、お客様担当者の方や工場の現場作業員の方まで、深夜まで帰らず全員残って復旧に取り組んでいる。そして、なんといっても、その場にいる全員が「明日午後の生産開始になんとしても間に合わせる!」という一つの目標に向かって、力を合わせていました。そういった雰囲気から、当初、安易な考えでいた私も、その目標に向かって、自分もできる限りの事をしようと考えを改め、手伝える範囲ではありましたが、熱意を持ってみなさんと一緒に取り組むことができたと思っています。 |
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●熱意を持ってお客様のために取り組む。その当たり前の事がお客様から信頼を得ることにつながる。 |
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| 翌日修理工事が終わって、機械が無事正常に動くようになり、打合せを済ませて帰社した時、私はクタクタになっていましたが、非常に大きな達成感を感じていました。また、お客様の自分に対する接し方も、以前とは少し違う親近感のようなものを感じることができました。これは深夜に及ぶ修理作業に最後まで参加したという理由だけでなく、“自ら熱意を持ってお客様のために取り組む”という私の気持ちが少しでも伝わったものだと信じています。 |
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●本当にお客様のためになることは何だ! |
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| 私は大学まで野球をやっており、自分で言うのもなんですが、「バリバリ」の体育会人間でした。ハードな練習や厳しい規則に耐え、何年間もやってきたこともあり、根性だけは誰にも負けないと自負していました。しかし、社会人になり兼松KGKで働く中で、上司に怒られ、お客様に怒られ、しまいには機械メーカーにまで怒られるようなこれまで経験したことのない出来事があり、何回も挫けそうになりました。その都度「なにくそ」という気持ちで頑張る、それらを糧にして成長する、そういう強い気持ちが大切であると実感できるようになりました。これからも、「本当にお客様のためになることは何だ!」という事を常に考えながら、挫けそうになることがあっても、より多くの知識を吸収し、さらに強くなって成長し、熱意を持って仕事に取り組んでいきたいと思っています。 |